見て
「くぼみ・ふくらみ」、「ただれ・変色」、「ひきつれ」はありませんか?
鏡の前に立ち頭の後ろで手を組み、色や形を見てください。さわって
「しこり」はありませんか?
4本指で「の」の字を書くように、指先で軽くなでるように“しこり”の有無を調べてください。つまんで
「血が混じったような分泌物」は出ませんか?
指で乳頭の根元を軽くつまんで、分泌物が出ないか調べてください。横になって
「しこり」はありませんか?
仰向けに寝て、背中の下に低めの枕か畳んだタオルを入れて、乳房をさわって、しこりを調べてください。
※引用:認定NPO法人J.POSH(日本乳がんピンクリボン運動)
http://www.j-posh.com/
乳がんかな?と思ったら
日本では、現在約14人に1人の女性が乳がんにかかるといわれています。
まずは検診を受けて、自分がどのような症状であるかを知りましょう。
また検診で乳がんが見つかったら、動揺や不安を受けると思いますが、速やかに適切な治療を受ける必要があります。その時には、どのような治療があるのかなど、医師や看護師とまたご家族も含め十分に相談していくことが望ましいでしょう。
乳がんにかかりやすい人って?
乳がんの発生には、遺伝的要因と環境的要因があり、それらの要因をリスクファクターといいます。以下の要因にあてはまる人はよりかかりやすい状況にある、ということですので積極的に検診を受けてください。
- 月経のある期間が普通の人より長い
- 11歳以下で初経があった人、閉経が55歳以降の人
- 出産経験のない人
- 35歳以上で初産を経験した人
- 標準体重を2割超えている人、肥満の人(とくに閉経後の肥満)
- 母親や姉妹など近親者に乳がんになった人がいる場合(遺伝による)
- 避妊薬のピルや女性ホルモン、副腎ホルモン剤を常用している人
- アルコールを飲む機会が多い人